1) |
使用環境に関する注意 |
● |
常時、水分に接するような使用は避けてください。 |
● |
熱変形温度(寸法変化2%以内)は200℃ですが、常時高温(100℃以上)で使用した場合は、熱伝導率の低下をきたします。 |
(2) |
保管・運搬時に関する注意 |
● |
保管には直射日光のあたる場所、水分の接する場所は避けてください。 |
● |
保管は養生シート等で覆い、ロープ掛け等の飛散防止処置を行ってください。 |
● |
鋭角な器物との衝突や角当ては、損傷の原因になりますので避けてください。 |
(3) |
施工時、作業時の注意 |
● |
局部荷重や衝撃により割れることがありますので、施工時には下地の無い箇所には乗らず、根太やたる木の上を歩いてください。 |
● |
強風下での施工は風にあおられやすいので行わないでください。 |
(4) |
粉塵注意 |
● |
切断時には粉塵が発生しますので、切断器具には粉塵吸引装置を設け、また作業者は正規の作業服を着用の上、防塵マスク、防塵メガネ等の使用をお願いします。 |
● |
狭い場所で多量の切断作業を行う場合は、十分な外気の導入を行い粉塵量を低下させてください。 |
● |
ネオマフォームの粉塵には健康上の有害性は認められていませんが、目に入った場合はこすらないで流水で洗浄してください。また、吸引した場合は、うがい等を行い粉塵を洗い流してください。 |
(5) |
火気注意 |
● |
ネオマフォームは炎をあてると炭化する性質がありますが、輸送・保管・施工にあたっては、火気にご注意ください。(基材の制限酸素指数:28以上) |
● |
燃やした際、アンモニア臭が発生しますが、人体に有害なレベルの量ではありません。 |
(6) |
変色注意 |
● |
ネオマフォームは紫外線にあたると変色しますので、施工後はすみやかに仕上げ等を行ってください。但し、変色による性能低下はありません。 |
(7) |
廃棄時の注意 |
● |
ネオマフォームは、廃プラスチック類として安定型埋め立て又は焼却処分できます。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき許可を受けた業者で適正な処分を行ってください。 |
● |
圧縮・粉砕等を行う場合は、内部の炭化水素ガスが放出されますので、閉空間での作業は避け、十分な通気を確保したうえで行ってください。 |
(8) |
その他 |
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ネオマフォームは白アリ等の昆虫及び動物によって損傷を受けることがありますが、栄養源や餌にはなりません。 |
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上記注意事項は通常の取扱いを対象にしたものです。特殊な取り扱いをされる場合は用途、用法に適した安全対策を実施の上ご利用ください。また記載内容は現時点の資料、データに基づいて作成しており、新しい知見により改訂されることがあります。 |